Dominion 「魚」全文書き出し
以下、Dominion 「魚」全文書き出し
使用:食物・研究
年間当たりの屠殺量 167,200,000トン/世界累計
サーモンはオーストラリアで最も一般的に 食べられる魚で、毎年約40,000トンが消費されています。
彼らは沖合にある水中ケージで養殖されており、主にタスマニアの南および西海岸のベイが、より涼しい海水温度のため、利用されています。
各ケージは、最大60,000匹の魚を収容することができ、魚たちは、12〜18ヶ月齢で、 内陸部の孵化場から移されます。
彼らが成長するにつれて、ケージ内の空間は狭くなり、一緒にまとめて集荷されるまで狭くなります。
オーストラリア、ノルウェー、チリ、スコットランド、 カナダの養殖サーモンに関する2017年の調査では、
これらの養殖場の魚の約半数が、耳が聞こえておらず、音の健全な受容体を変形させるほど、速い成長率が その原因と考えられています。
タスマニアの西海岸にある世界遺産のマッコーリー・ハーバーには、国内でもっとも大きな養殖魚産業の本拠地があり、
サケ産業の3つの主要企業であるタッサル、フオン、ペトゥナは、すべてが、2ダースのケージからなるいくつかの 養殖場を所有しています。
2016年9月までの1年間で、21,000トン以上の 食べられなかった魚の餌と、膨大な量の魚糞が、港に残りました。
このような高レベルの汚染は、酸素レベルが 危険なほど低くなることから、水質の悪化と病気のリスクが高くなり、
養殖場内の魚の、多数の死亡につながります。
2015年から2018年までの数多くの魚の 大量死亡事故は、低酸素による窒息、
人為的ミス、および疾病が混在して起因しています。
3社のうち最大の企業であるタッサルは、彼らのすべての養殖場が、83%の許容生存率 であることを、自慢しています。
これらの海洋養殖場では、15-18ヶ月後に 体重がそれぞれ約7kgに達したら、サーモンは、口径のある管を通して、
収穫船に吸い上げられ、即座に屠殺されるか、生きたまま、タンク内で陸上処理施設に運ばれます。
バラマンディ(スズキ目の魚)は、タスマニアを除く オーストラリアのすべての州で養殖されています。
寒い南部の州では、小さな屋内の水槽に、数千匹が一緒にされています。
一方、北部の州では、サーモン養殖場と同様の海上養殖場で養殖され、または、マスの養殖にも使われている 生け簀が使われています。
養殖された魚を、人道的に収穫し、殺す方法とは、彼らを凍った水に入れて、凍死させることです。
人道的にはほど遠く、時間をかけて、痛みを伴う死であり、時には殺すのに、30分かかることもあります。
鮮度を好む、日本の繊細な刺身のために殺される魚は、頭の中を突き刺さされ、頸静脈を切開されて、
氷水の中に戻して放血させられます。
生きている魚を、展示販売する店やレストランでは、顧客の鮮度に対する要望を受け入れており、
その場で、殺す魚を選ぶことができます。
オーストラリアで消費される魚介類の3/4は、 他の国から輸入されており、最も大量に輸入されている種は、 エビ、サーモン、マグロです。
商業沿岸漁業のトロール業者は、 大きな底曳き網を引っ張り、生きているすべての海洋の種を、 無差別に捕獲します。
世界の魚資源の約85%が、今ではフルに漁獲されているか、 または、過剰に漁獲されています。
現在の水準では、2048年までに海洋の魚はいなくなると 予想されています。