Dominion 「ブロイラー鶏」(肉用)全文書き出し
以下、Dominion 「ブロイラー鶏」全文書き出し
使用:食物
年間屠殺数:オーストラリア 6億羽、 イギリス 10億羽、アメリカ89 億羽、 ニュージーランド 1億羽 カナダ 6億羽、中国 95億羽
ブロイラーとして知られる肉用に飼育された鶏は、
採卵鶏より大きな体型で、急速に最大の大きさに成形するように、 人間によって改変された品種です。
彼らの短い命は、ブロイラーの孵化場で始まります。
ブロイラー産業では、雄と雌の両方の鶏が 使用されていますが、
同様にマセレーター(粉砕機)や… (粉砕されたひよこの肉破片)
ガス殺室が、屠殺時の肉の量が期待できない、脆弱だったり、 奇形した鶏に対して、使用されています。(ガス室に詰め込まれたひよこ)
生き続けて月齢が達した鶏は、トラックに積まれて、 ブロイラーの養鶏農家のもとへ運ばれます。
(箱から地面に投げ出させたひよこ)
2016年現在、オーストラリアには約530の ブロイラー養鶏場があり、常時、約9000万羽ほどの鶏が飼育されています。
それぞれの鶏舎には4万から6万羽が収容されています。
生後1週間以内の死亡率は通常4~6%で、1鶏舎あたり1600~3600羽、1日あたり 約200~500羽の雛が死んでいます。
これらの大部分は作業労働者によって 死亡させられていることが判明し、
弱くなったり負傷したと思われる鶏は、 殺されたり、生きたまま投げつけられます。
「そっちで465羽殺してきたよ」
「3つの鶏舎で1000羽くらい殺したかな」
「殺すのは病気になっているやつだけじゃない」
「まだ動きまわっているのも殺すね」
「そいつがよくないのがわかるのさ」
「ここでまだ彼らが鳴いているかどうかは、重要ですか?」
「ときどき、ちゃんと間引いてないね」
「おっと、自分がここでしているのは、 ただ、こいつらの首の後ろをつかむだけだよ... 」
「鳴き声がしないことで正しくやった ことがわかるんですね。」
「首の骨が折れているんですか?」
「ああ、鳴くことができないのさ。」 「なるほど」
「鳴き声が出ていない時、正しくやった ことがわかるんだ」
(大量に山積みになっているひよこの亡骸)
1週齢
(狭い空間に大量にいるひよこ)
2週齢
(成長できず亡くなったひよこが地面に埋もれている)
3週齢
彼らは、成長するにつれて、鶏舎の中で 自分たちが利用できるスペースに密集し、
積み重なる糞尿の上で、生きています。
死亡率は低下傾向にありますが、 死亡は依然として常に発生しており、
鶏舎からそう遠くないところで、死体が 積み重なり、堆肥化されています。
4週齢
(大量に成長した鶏がいる鶏舎)
5-7週齢
選択的繁殖と混雑による運動の欠如、人工照明、および飼料の消化吸収を強くする 抗生物質の多量の投与により、
現代のブロイラー鶏は、わずか35日間で、3kgの屠殺可能な体重に達し、自然時における最高96日間で2kgから、 劇的に増加しました。
彼らの体は、この極端な身体的重圧に 対処するのが非常に難しく、骨格、心臓、代謝障害がよく見られます。
(体が異常に大きく発達しているため、細い足では支えきれなく歩けない)
屠殺場に運ばれる鶏のうち、90%に 異常歩行が見受けられます。
5~7週間のサイクル全体にわたって 鶏舎内は全く清掃していないので、
アンモニア濃度が高くなり、皮膚が刺激 されてアンモニア火傷を起こし、呼吸気管を阻害します。
RSPCA承認ラベルの下で販売されている鶏には、鶏舎の中央に沿って一本の止まり木が 与えられていますが、
それ例外は、ブロイラー鶏の飼育条件 およびプロセスは、全く同一です。
生産人口の、間引き調整は、真夜中に 低照度の状態で行なわれており、
鶏たちは最も穏やかにしており、何が起きて いるのかを見ることができません。
彼らは通常、集団契約の作業者によって 手で捕まえられ、プラスチックのクレート箱に詰め込まれ、
箱はフォークリフトでトラックに運ばれ、 屠殺場に運ばれます。
採卵鶏のように、彼らは手荒に扱われて逆さまにされ、 脚を自動のシャックル(吊金具)ラインに吊り下げられて…
電気スタニング(気絶)浴槽に、頭部を漬けられます。
このプロセスで頭を上げていた鶏は、回転刃で、喉元が切開されるまで、完全に意識を保ちます。
作業員が、最初の刃を外れた鶏を処理するために、 ナイフを持って待機しています。